普段使っているイヤホンでASMR音源を流してみて、「なんだかのっぺりして没入できない」と感じたことはないでしょうか。実はASMRには専用チューニングされたイヤホンというジャンルがあり、選び方を間違えると解像度は高いのに全然没入できない、という事態が起こりえます。
- 寝ながら聴くならag COTSUBU for ASMR 3D装着感重視の「寝ホン」タイプです。
- 起きてじっくり聴くならfinal VR1000 for ASMR解像度・定位感重視のASMR専用チューニングです。
- 普段使いと兼用するならソニーのワイヤレスモデルノイズキャンセリング付きで、普段使いにも向いています。
「とりあえず高いものを買えば間違いない」わけではないのが、ASMRイヤホン選びの面白いところです。
ASMRイヤホン選びで最重要なのは「音の定位感」
音楽用イヤホンを選ぶときは低音の量感や解像度に注目しがちですが、ASMRで重要なのはむしろ「音の定位感(位置や距離感)」です。バイノーラル録音された音源は、耳元でのささやきや衣擦れの音を立体的に再現するように作られているため、それを正確に空間として再現できるかどうかが没入感を大きく左右します。高音域がクリアで左右分離の良いモデルほど、演者の息遣いまでリアルに感じられると言われています。
逆に言うと、単純に「解像度が高い」「低音が強い」イヤホンが、必ずしもASMR向きとは限りません。フラットな特性で、定位感の再現に優れたモデルを選ぶことが基本になります。
「寝ホン」か「じっくり派」かで選び方が変わる
ASMRイヤホン選びで見落とされがちなのが、視聴スタイルによって最適解が変わるという点です。実際に複数のASMR向けイヤホンを比較した人の声として、「解像度の高さだけで選ぶと寝ホンとしては失敗しやすい」という指摘があります。横向きで枕に頭を預けたときに本体が出っ張らず、耳が痛くなりにくいかどうかは、解像度とはまったく別の評価軸です。
逆に、起きた状態でじっくり音の細部まで楽しみたい人にとっては、装着感より解像度・定位感を優先した選び方が合っています。まず自分がどちらのスタイルで聴くことが多いかを決めてから探すと、遠回りせずに済みます。
ASMR専用チューニングという選択肢
オーディオメーカーfinalのブランドagが手がける「ag COTSUBU for ASMR 3D」(楽天)は、ASMRやバイノーラル音源向けにチューニングされた「近接3D音場」を採用した完全ワイヤレスイヤホンです。タップ操作やガイダンス音をオフにできる専用モードを備えており、寝ながら使う際に誤操作で没入感が途切れる心配が少ないのも特徴です。
有線でじっくり聴きたい人には「final VR1000 for ASMR」(楽天)のような、バイノーラル音源対応をうたうカナル型モデルもあります。有線ならではの遅延の少なさ・音質の安定感を重視する人に向いています。
ASMR専用と銘打っていないモデルでも、バイノーラル技術に強いソニー製のワイヤレスモデル(楽天)のように、ノイズキャンセリングと組み合わせて周囲の音を遮断しつつ立体的な音場を楽しめる製品もあります。普段使いと兼用したい人はこちらも選択肢に入ります。
まとめ:まず自分の使い方を決めてから選ぶ
- 寝る前に流して眠りたい → 装着感重視の「寝ホン」タイプ
- 起きた状態でじっくり没入したい → 解像度・定位感重視のASMR専用チューニングモデル
- 普段使いと兼用したい → ノイズキャンセリング機能付きの汎用ワイヤレスモデル
「とりあえず高いものを買えば間違いない」わけではないのが、ASMRイヤホン選びの面白いところです。自分の視聴スタイルに合わせて選んでみてください。なお、VRChat内でASMR的な体験を楽しみたい場合は、また別の観点で選ぶ必要があります。詳しくはVRCユーザー向けの記事でまとめました。
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Quest 3でVRChatを遊んでいます。ヘッドストラップはBOBOVRを愛用中。電子ドラムやMIDIキーボードでDTMもしています。
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