VR酔いは、目から入る視覚情報と、体が実際に感じている平衡感覚のズレによって起こるとされています。多くの人が通る道ではありますが、「そのうち慣れるから」と根性で乗り切ろうとすると、VR自体が嫌いになってしまいかねません。この記事では、設定の工夫だけに頼らず、グッズで対策する方法を紹介します。
- 手軽に試すなら酔い止めリストバンド手首の内側を押すタイプのリストバンドです。
- 顔まわりの熱が気になるならHMDに付けるクリップ式の小型扇風機顔まわりに風を当てて、熱をこもりにくくします。
- 暑さ対策をもう一つ冷却シート顔まわりを冷やす、手軽な暑さ対策です。
VR酔いは気合いで乗り切るものではなく、グッズや薬でうまく付き合っていくものだと考えた方が長続きします。
まずはVRChatの設定を見直す
自分もVR酔いは経験していますが、グッズに頼る前に、VRChat内の設定を見直しただけでかなり改善した実感があります。定番とされているのが、回転を「スムーズターン」ではなく「スナップターン」(視点が一定角度でカクッと切り替わる方式)に設定すること、移動・回転中に視野の周辺を暗くする「トンネリング(ビネット)」機能をオンにすることです。どちらも、脳が感じる「動いている錯覚」を弱める効果があるとされ、多くのユーザーが酔い対策の第一歩として挙げています。
また、自分の実際の身長からかけ離れたアバターを使うことも、VR酔いの一因になるとされています。特に始めたばかりの時期は、自分の身長に近いアバターでプレイする方が、視点の高さのズレによる違和感を減らせます。設定を見直すだけで無料でできる対策なので、グッズを揃える前に、まずここから試す価値があります。
酔い止めリストバンド
酔い止めリストバンド(楽天)は、手首の内側にある「内関」というツボを刺激することで、吐き気や不快感を和らげるとされるアイテムです。薬を使わずに試せる手軽さがあり、効果の感じ方には個人差があるものの、「まず薬に頼らず試してみたい」という人には最初の一手としておすすめです。
体温を下げるグッズ:扇風機・冷却シート
HMDは装着しているだけで顔まわりの体温が上がりやすく、これがVR酔いを悪化させる一因になるとも言われています。HMDに取り付けられるクリップ式の小型扇風機(楽天)や、冷却シートで顔まわりの温度上昇を抑えることは、地味ながら効果が実感しやすい対策です。特に夏場や、長時間プレイで熱がこもりやすい人にはおすすめです。
市販の酔い止め薬という選択肢
乗り物酔い用の市販薬は、VR酔いにも効果が期待できるとされています。実際、大手製薬会社の乗り物酔い薬の説明の中には、3D酔いやVR酔いへの言及があるものもあります。VRに慣れるまでの期間だけ活用し、その後は服用をやめるという使い方をしている人が多いようです。持病がある方や他の薬を服用中の方は、購入前に薬剤師に相談することをおすすめします。
実際に使ってみて
自分の場合、VR酔いはVRChatの設定を見直したことで解消傾向にありました。前述のスナップターン・トンネリングあたりを一通り見直しただけでも、体感としてかなり楽になった記憶があります。グッズはあくまで設定変更でカバーしきれない部分を補うもの、という位置づけで使うのがちょうど良いと思います。
まとめ
VR酔いは気合いで乗り切るものではなく、グッズや薬でうまく付き合っていくものだと考えた方が長続きします。まずは薬に頼らないリストバンドや冷却グッズから試し、それでも辛い場合は市販薬も選択肢に入れてみてください。
この記事を書いた人:のの
Quest 3でVRChatを遊んでいます。ヘッドストラップはBOBOVRを愛用中。電子ドラムやMIDIキーボードでDTMもしています。
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